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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第29章 ♥隠れて甘いkissをして/立花と香

「はぁ……っはぁ……」



し、し、死んじゃうかと思った……!///


まだ呼吸が整わないあたしから、体を起こした先輩。


第3ボタンまで外れたシャツが、情事の激しさを物語ってる。



「……終わりじゃねぇから」

「~~~えっ!?」

「全然足りない」



セットが崩れて乱れた髪も


半端無いドS感が漂う瞳も


あたしの愛液で濡れた指を、ぺろっと舐めたその舌も


ぎょっとするほど復活していた、その逞しいモノも


優しくて爽やかだとみんながいう、会社にいる先輩とは到底思えない。


………あたしだけが知る、あたしの旦那様。



「どこが、ピュアボーイなんですかね?」

「香を好きな心は、その通りだと思うけど」

「……香も、心から先輩のことが好きです」

「俺の方が、愛してるから」



これはもう、隼人さんの影響だけとは言えないんじゃないかな。


さらりと言い放つ先輩に、再び足を広げられて


……今の気持ちを表すなら、あたしはもうこの人にメロメロだ。



「香が思ってる、その100倍
俺はお前に惚れてるよ」

「…………!」



……アンジーさん、残念ながら1億倍ではありませんでしたが


香は世界一幸せな嫁であることに、間違いありません……♡

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