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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第2章 ♥アンジーの春

やっと皆が落ち着いたのを確認すると

アンジーは大きく息を吸った。





「…………アタクシ。

ついに彼氏ができましたの♡」




……………



「「………えぇぇぇ!?」」





立花と香ちゃんが同時にイスから立ち上がった。

隣りのシゲさんも、珍しくぎょっとした顔でアンジーを見る。




「……“ 彼氏 ” !?」

「そうよ、ピッチピチの男」

「それは本当に “ 彼氏 ” なの!?」

「えぇ、男でも女でも関係ない。
アタシ自身を好きだと言ってくれたのヨ」



交互に質問する立花と香ちゃんにも、アンジーは動じない。

鍛え上げられた大きな体をモジモジさせて、それはもう恋する乙女のようだった。


………これは、激白中の激白だよね。

みんなが同じ顔をして驚く中、隼人が静かに口を開いた。







「……俺、聞いてねーけど。
いつからの話?」

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