♡*:。.rena's world story.。:*♡
第32章 ♥隠れて甘いkissをして/propose2
「………………」
「………………」
「いつまで放心してるんだよ。
聞きたいって言ったのはお前らだろ?」
隼人がにっこり笑ったところで
立ち上がれない立花の代わりに、迎えに行ったシゲさんと、香ちゃんがリビングに入ってきた。
「おじゃましまーーす♡」
「香ちゃん、お帰り。
今日のメニューはどうだった?」
「もうすっごかったです♡
全身揉まれて、ピッカピカ……
って、2人ともどうかしたんですか?」
隼人とエステの話をしながら
手前で動かない立花とアンジーを見て、香ちゃんが首を傾げた。
「???
咲原先輩も顔真っ赤ですよ?」
………私は何も言えない。
「……うっぷ……胸やけが……」
「……腹いっぱい……」
2人がげんなりしてやっと口を開くと
隼人だけが声に出して笑った。