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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第33章 ☆*♪ X’mas short short *1*


………綾瀬沙月


何度目かの心肺停止。


原因は、彼氏・宮本莉央に


キュン死寸前の心臓を、鷲掴みにされた為。



「………っ う……」

「はいはい、泣かないの」



溜息を漏らした莉央が、私の背中をポンポンと叩く。


もう、私は単なる泣き虫だ。


当日まで1週間あるっていうのに、感激しすぎて涙が止まらない。



「……り、莉央~~~」

「それ以上泣くと襲うぞ」

「……す、好き……」

「…………!」

「もう、大好き……っ」



堪らなくなって、これでもかってくらいの力で莉央の首にしがみつくと


そのまま抱き抱えられて、ベッドに倒された。



「俺も、沙月を愛してるよ」

「~~~~!!」

「足開いて。
なんか、一気にキたからすぐ挿れる」

「……ま、待って……っ」

「待てない」




……聖なる夜に、夜空を飛び回るサンタのおじさん



大人の私にも、プレゼントを届けてくるなら



“ 愛してる ” をサラリと言ってしまう、極上彼氏に対応できるような



強靭なハートを、どうかお与えください……

















☆**♪ X’mas short short *1*
~莉央と沙月~ おしまい♡



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