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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第35章 ☆*♪ X’mas short short *3*

「さっきの男、SEX下手だろ」

「………へっ!?」

「外側見ただけで分かる」



ポケットから煙草を取り出して、夏輝さんはケロッとして言い放った。



「あーいうタイプは、男にさえ見向きもされねぇよ」

「ちょ、ちょっと夏輝さん!///
いきなり何言って……」

「お前も叫んでたじゃねぇか。
ソ○ンって」

「~~~~!!」



き、聞かれてたの!?


てゆーか、 “ さっきの男 ” ってことは……もっと前から見られてた!?


冷えた体に、途端に汗がダラダラと流れ落ちる。



「す、すみません……
さっきはちょっと怒りで興奮しちゃって……」

「付き合う前に、ちゃんと見極めろよ」



……えっ?



「男の言いなりになるな。
若いからって、手当たり次第に作っても何の意味もねぇぞ」

「…………」



………話してる途中で、突然遮られて


いきなり説教みたいな発言をされて、呆気に取られていると


冷たい空気に、白い煙を浮かべて


東京タワーに視線を向けたまま、夏輝さんは静かに続けた。





「………蓮に、心配かけるなよ」

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