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仰せのままに

第5章 お望みならば、喜んで


1ヶ月ぶりの休みの日。

特に、することもないけど、

せっかくの休みだから…


寝てよう。

と、三度寝に入ろうとしたとき、


コンコンコンッ

と、とてつもない速さの、ノックが聞こえた。


誰だ…安眠を妨げる奴は。

なんて、思いながら、

ドアを開けると、

息切れをしている、、、



「…和也様?」


「どっか、行こ。」


・・・・・。


は?

「何を、言っておられるんですか?

私は、今日は休日です。」

「だから、どっか連れてってやるの、俺が。」


納得しない私に、和也様は、痺れを切らして、


「今日、誕生日だろ?!?!?」


理由となることを、

叫んだ。

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