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先生、駄目ですっ……

第5章 カテキョとお嬢様

週二日の家庭教師の日はそんな具合で続いていった。

毎回雑談も休憩も挟まず、淡々と三時間の授業が繰り返される。

一ヶ月かかってわかったことは小野瀬先生は有名超一流国立大学の二回生で今年二十歳になるということだけ。


イケメンといってもあんな機械みたいに勉強だけを繰り返されてたらなんかなぁ……

まあ、確かに説明とかは分かりやすくて楽しいんだけど……

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