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先生、駄目ですっ……

第1章 数学の補習

「広岡の性欲が溜まってしまっているようだったから吐き出させたんだ。スッキリしただろ? 楽しんだんだから、ほら補習再開だ」

当たり前のようにそう言いきる先生……

「ちょっ……えぇっ!? マジで!?」

とにかくもう、何から突っ込んでいいのかわからない。

「マジだ。このままでは数学落第だからな、広岡は」

「そ、それならっ……」

私は先生のおちんちんをズボン越しに掴んだ。

「ま、まだ足りません……コレ、入れてください」

「ばっ……お前っ……」

「先生だって固くなってるくせに!! こんなんじゃ先生も補習出来ないでしょ!!」

「ったく……仕方ないやつだな……」

先生はニヤっと笑った。

その笑顔はいつもの叱る直前の『田崎スマイル』ではなくて、もっと素直な裏のない笑顔に見えた。


数学の補習  終わり

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