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先生、駄目ですっ……

第7章 図書委員の継承 2

「そんなわけあるか。可愛いよ。奥二重ですっとした目許も可愛いし、小さくてつるんとした鼻も可愛い。白くて綺麗な肌だし、薄い唇は儚げに綺麗だ……」


っっ……

さっき私がコンプレックスを感じたところを知っていたかのように全部誉めてくれる。


「ずるいっ……先生……」

「なにが?」

「もっともっと……今以上にもっともっと、もっともぉーっと……好きになっちゃったじゃないですか……」

先生の唇が私の唇に重なる……

ドキンッて胸が弾んだ。

ずるいっ……

また好きが強くなっちゃう……

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