テキストサイズ

先生、駄目ですっ……

第2章 図書委員の継承

体育系の部活はしょうに合わないからと高校入学と同時に図書委員に入ったのに、これじゃ運動部の練習よりキツいんじゃないかなぁ……

ずり落ちた眼鏡を直しながら額の汗を拭った。


図書委員なんてみんなやりたくないものらしく、私以外の人たちは押し付けられてなった人がほとんど……

みんなサボるから私がこうやって毎日のようにこき使われる。

けどそれはむしろ好都合だった。

顧問の甲斐先生を独り占め出来るから……

ストーリーメニュー

TOPTOPへ