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先生、駄目ですっ……

第9章 先生はメス奴隷 2

「うっ……」

ローターの動きが少し強くなり、チョークが折れそうなほどに指先に力が入る。

「つ、つまり太宰はっ……この小説を通して人間の本質的な心の暗闇をっ……」

黒板に書くことが辛くなってきた私は振り返り口頭だけの説明に切り換えようと試みた。


ヴィヴィヴィ……


ショーツの中から聞こえる無機質な機械音。

もちろん生徒たちにはバレていないんだろうけど、気付かれてるようで死ぬほど恥ずかしい。

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