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先生、駄目ですっ……

第10章 カテキョとお嬢様 2

「こ、こんなの大したことないですっ!!」

「そう? 俺にとってはあり得ないほどドキドキしてるんだけどなぁ?」

「だってっ!! ほらっ!!」

悠希ちゃんは俺の手を取り、自分の胸に押し当てた。

むにっ……

小さいながらに柔らかい感触が心地いい。

「わ、私なんてこーんなにドキドキしてるんですからねっ!!」

意地になるところとか、本当に可愛い。

「悠希ちゃん……」

「先生……」

確かに物凄い速度で心臓をバクバクさせてる。

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