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先生、駄目ですっ……

第12章 図書委員の継承  3

「あっ!?」

時計を見ると待ち合わせの時間が近づいていた。

少し離れた場所で待ち合わせてるから急がないと間に合わないっ!!


慌てて鞄にケータイやらお財布を入れて家を飛び出す。

間もなく夏休みの七月の日曜日は午前中にもかかわらず汗が噴き出るくらいに暑かった。

学生同士のカップルじゃないからなかなかデートすることも出来ない。

そもそも学校で会ってもいちゃつくことも出来ない。

だからずっと前から楽しみにしていたデートだもん。

家を出ただけでドキドキしちゃうのもしょうがないよねっ!

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