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先生、駄目ですっ……

第13章 鬼の生活指導教員 3

「おっ? 琴子制服とちゃうんや?」

うざい関西弁とスケベそうな目線がイラつく。


「ご、ごめんなさいっ!! すぐ制服に着替えますっ!!」

「ちょっ、琴子?」

今すぐこの場で服を脱ぎそうな琴子の手を掴む。


「いや、ええんや。琴子の私服はじめて見るから驚いただけ」

「スケベそうな目で見るなっ!! 琴子が妊娠するっ!!」

「ちょっと、恭華ちゃんっ……」

琴子はますます顔を赤らめて肩をすくめる。

風紀委員の夏合宿という奇妙なものに私は強制参加させられていた。

普通なら勝手に欠席してしまうような下らない企画に参加したのはもちろん琴子のためだ。

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