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先生、駄目ですっ……

第13章 鬼の生活指導教員 3

凹んでるはずの琴子だけどそんな素振りを見せずに私の隣で会話を弾ませている。

何でそんないい子なんだよ……

疲れないの、琴子?

新幹線が間もなく目的地につく頃、私はトイレに立った。

それを待ってたようにそっこーでついてくる琴子。

そんな素直なとこが可愛い。


「あのね、恭華ちゃんっ……」
「私、阿久津先生とは今のままでいいのっ!! だから計画中止しよっ!! でしょ、琴子が言いたいのは」

言われる前に私の方から言ってやった。

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