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先生、駄目ですっ……

第3章 鬼の生活指導教師

「なんで髪なんか染めるんや?」

責める様子じゃなく、問い掛けるように聞いてくる。

マジウザ……

無視しよ……

関西の姉妹校からやって来た阿久津は鬼の生活指導教師と恐れられていた。
らしい。
前の学校では。

鬼とかあり得ないから。

どう見たって生徒に舐められるタイプだ。

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