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先生、駄目ですっ……

第17章 図書委員の継承 最終章

「我慢するな、波菜」

ぎゅっと押し付けられた先生の胸元から先生の香りがした……

この匂い嗅ぐと……

とっても落ち着く……


「わかりましたからっ」

でもけじめはつけないとっ!!

ぐっと先生の体から身を離す。

たとえ放課後の第二校舎といえども学校の中は誰がいるかわからない。

「こんなとこ誰かに見られたらどうするんですかっ。もしバレたらもう先生と一緒にいられないんですからねっ!」

「ごめん」

叱られた先生はしょんぼりとした顔をする。

きゅんっ

可愛いっ!!

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