先生、駄目ですっ……
第18章 鬼の生活指導教師 最終章
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翌日。
ミサは学校を休んだ。
阿久津先生と約束したのに学校にも来ないのには少しがっかりした。
放課後、私は風紀委員の部屋へと向かった。
何となく阿久津先生と顔を会わすのは気恥ずかしい……
けど会いたいって気持ちが勝っていた。
「お疲れ~……ん?」
部屋に入ると見慣れない黒髪のミディアムボブと言うよりはおかっぱ頭の子がいた。
その子は一直線に私に向かってくる。
「あ、あの……恭華……昨日は、ごめんね……」
この声は……!?
「ええーっ!? ミサ!? あんた、ミサなの!?」
髪型だけじゃない。
制服はド標準の琴子仕様。
化粧もしてなくて爪も短く切り揃えられている。
「や、やっぱ……変かな、この格好……」
照れ臭そうに毛先を弄る姿は琴子のような清純さがあった。
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翌日。
ミサは学校を休んだ。
阿久津先生と約束したのに学校にも来ないのには少しがっかりした。
放課後、私は風紀委員の部屋へと向かった。
何となく阿久津先生と顔を会わすのは気恥ずかしい……
けど会いたいって気持ちが勝っていた。
「お疲れ~……ん?」
部屋に入ると見慣れない黒髪のミディアムボブと言うよりはおかっぱ頭の子がいた。
その子は一直線に私に向かってくる。
「あ、あの……恭華……昨日は、ごめんね……」
この声は……!?
「ええーっ!? ミサ!? あんた、ミサなの!?」
髪型だけじゃない。
制服はド標準の琴子仕様。
化粧もしてなくて爪も短く切り揃えられている。
「や、やっぱ……変かな、この格好……」
照れ臭そうに毛先を弄る姿は琴子のような清純さがあった。