テキストサイズ

先生、駄目ですっ……

第3章 鬼の生活指導教師

山の掃除が終わったら次は河原の掃除をさせられる。

友達にはバカにされるし、遊びにも行けないし、掃除してるの見た人らからは誉められるし、マジ最悪。

……誉められるのは悪くないか。

とにかく阿久津は鬼だわ。
マジ新手の鬼。

鈍感力の鬼。

一人熱血の鬼。

ボランティアばっかさせられるから髪も短くしたし。

ガキんちょとかその親なんかに話し掛けられるから猫被ったようなしゃべり方とかするようになったし、マジたまらん……

タヒってくれ、阿久津……

ストーリーメニュー

TOPTOPへ