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先生、駄目ですっ……

第3章 鬼の生活指導教師

「ちょっ……阿久津っ!! 空気読めっ!!」

「大丈夫か、加賀見。何があったんや?」

汗っ!!
飛ばしながら近付くな、きたねぇから!!


私は全く盗む気なんてなかった万引き冤罪を話した。

ババァが途中から口挟みそうになると「今は加賀見の話を聞いてるんやから、ちょっと待っててください」と反撃。

阿久津グッジョブ!!

「ふぅん。じゃあ加賀見は盗む気なんて全くなかったんやな」

「当たり前だろっ!! んなことするかっての!!」

私が答えると阿久津の奴、じぃーっと私の目を見てきやがった。

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