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先生、駄目ですっ……

第20章 カテキョとお嬢様 最終章

「ちょっ!? 先生っ!?」

「幸せに……なろうな、悠希……」

「……うん」

身体を少し離して見詰めた悠希の顔はさっきより少しだけ大人びて見えた。

女の成長というのは男にとって永遠の謎なのかもしれない。

そっと唇にキスをすると悠希の温もりが俺に伝わってきた。

この幸せが永遠に続けばいい。


俺はそんなことを考えていた。



カテキョとお嬢様  〈終わり〉

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