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ゴミ収集車のイケメン達

第1章 燃える燃える 燃えるゴミの日男子

薄いブルーの涼しげなワンピース。

ほんのりピンクのルージュで髪を束ね、私は両手にゴミ袋を持ち、余裕でゴミ出しに行く。


「おはようございます!今日もご苦労様です」


「おはようございます!今日も綺麗ですね!」


照れる事なく彼は爽やかに私を褒める。


ゴミは清掃車に放り込まれ、彼はいつものように作業する。


「いてっ」


彼がいきなり顔を歪ませ、手の平を抑えた。


「どうしたんですかっ⁈」


「何か刺さったみたいだ」


「ええっ⁈」


彼の左手のゴム手袋から血が滲んでいた。

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