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ゴミ収集車のイケメン達

第1章 燃える燃える 燃えるゴミの日男子

傷は思ったより深くはない。


「座って…」


リビングのソファーに座らせ消毒をし、薬を塗り、包帯を巻いてあげた。


「奥さん、ありがとう」


「そんな、あたりまえのことだから…」


真っ直ぐな彼の視線に捉えられ、私の鼓動は早くなり動けない。

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