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『っ…』

恥ずかしくて、思わず顔をそらしてしまう。

「お嬢様のココ…すごく濡れてますね…私の手に感じてしまったのですか？」

いやらしい方ですね…
そう宮川は言うと、私をひょいとかかえた。

『きゃ…』

トサ…

わたしをベットへと下ろし、跨る宮川。

宮川の影にすっぽりとつつまって、ドキドキが止まらなくなる。それと同時にこのシチュエーションが少し怖くて…

宮川…。

「そんな目で見つめないでください。そんな目をしても煽るだけですよ…」

ちゅ…

宮川はゆりの頬へやさしくキスをする。

頬から鼻へ、鼻から額へと唇を移動させてゆく。

やさしいキスに安心したのか、ゆりはうっとりとした顔をした。