
妄想いろいろ
第1章 妄想1 執事
『くすっ…お嬢様、そんなにキスが気持ちいいですか?』
宮川は唇を離し、そっと頬に触れた。
「うん…きもちいい…」
すりすりと、ゆりは頬に触れる宮川の手に頬ずりをする。
『っ…!』
素直な上、子猫のように自分に甘えるゆりに、宮川は己が熱くなるのを感じた。
まだだ。彼女をもっととろけさせて、欲しくて欲しくてたまらなくなった時、私は彼女を抱く。
ー辛抱だ。
宮川は自分にいいきかせ、ゆりを見つめた。
「やけに素直ですね…。
お嬢様…私だけのお嬢様…とてもかわいらしいですよ…」
『っ、宮川…』
恥ずかしくて、ゆりはまた目を逸らした。
「こっちを見てください。可愛らしいお顔をちゃんと見せて…?」
『っつ⁉︎』
カァ〜っと顔があかくなるのがわかる。
なんでこんな恥ずかしいセリフを言うのよ!
『宮川、やめて…恥ずかしいっ』
「お嬢様は恥ずかしがり屋さんですか、そんな所も可愛いです」
『み、み、宮川っ‼︎』
楽しい。
お嬢様が照れて赤くなるのが可愛らしい。
…幸せだ…。
宮川はくすりと笑い、そんなことをおもった。
宮川は唇を離し、そっと頬に触れた。
「うん…きもちいい…」
すりすりと、ゆりは頬に触れる宮川の手に頬ずりをする。
『っ…!』
素直な上、子猫のように自分に甘えるゆりに、宮川は己が熱くなるのを感じた。
まだだ。彼女をもっととろけさせて、欲しくて欲しくてたまらなくなった時、私は彼女を抱く。
ー辛抱だ。
宮川は自分にいいきかせ、ゆりを見つめた。
「やけに素直ですね…。
お嬢様…私だけのお嬢様…とてもかわいらしいですよ…」
『っ、宮川…』
恥ずかしくて、ゆりはまた目を逸らした。
「こっちを見てください。可愛らしいお顔をちゃんと見せて…?」
『っつ⁉︎』
カァ〜っと顔があかくなるのがわかる。
なんでこんな恥ずかしいセリフを言うのよ!
『宮川、やめて…恥ずかしいっ』
「お嬢様は恥ずかしがり屋さんですか、そんな所も可愛いです」
『み、み、宮川っ‼︎』
楽しい。
お嬢様が照れて赤くなるのが可愛らしい。
…幸せだ…。
宮川はくすりと笑い、そんなことをおもった。
