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I'll be with you.

第9章 また、あの場所で……




力が入っていた光輝の腕から力が抜けていく。




「未来…」




ずっと聞きたかったその愛しい声





「遅くなってごめん」





3年ぶりの光輝の腕の中は相変わらず温かかった。





「俺ちゃんと決着つけたよ」



『うん…』



「時間かかったけど

まだ俺達間に合うかな?」



『……うん…!』





光輝は太陽みたいに明るい人



今あなたが私に向けてる笑顔はいろんな人を笑顔にしてきたお日様のように暖かい笑顔




頭も悪くて、馬鹿みたいなことしかしないし、


すぐイジけるし、声も大きいし、



探せばウザいところばっかだけど



それ以上に、



光輝が友達を大切にしてるところ



家族を大事にしてるところ



誰よりも周りを気にしてくれる



そんな優しくて強いところ昔から



大好きよ……








「未来のことが好きだ。

俺達、もう一度やり直そう」








『遅すぎるよバカ!

どれだけ待ったと思ってるのよ……』





気付けばこの3年間



光輝のことを想って辛いことの方が多かった。



いつまで待てばいいのかわからない中でずっと光輝を待ち続けた。




でも、これからは




そんなことないのよね……?







『光輝大好きよ……!』










私達のこの3年間は決して無駄じゃなかった





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