
I'll be with you.
第10章 大学生活
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*カナside*
医大の前で、光輝と一緒に未来が出てくるまでひたすら待っていた。
頭が良さそうな奴らが続々と出てくる中、
一人、スラッとした脚から伸びるヒールの音を鳴らしながらこちらに手を振ってくる奴。
「コウ、お前の彼女ズバ抜けて綺麗だぞ……」
「……」
「こりゃあ、気が気じゃないな……」
「……」
コウはギリッと歯を食いしばると未来に向かって大きな声を出した。
「未来!!!彼氏が迎えに来たぞ!!彼氏が!!!」
歩いている奴等が一斉にコウに注目するも、コウはやめようとしない。
そんなコウを見て未来は顔を引きつらせながらコウの腕を引いて逃げるようにその場を後にする
『ちょっと!!恥ずかしいでしょ!!?』
「……だって」
『だってなによ……?』
……ふっ
邪魔者は退散するか……
「俺、急用思い出したから行くわ。
じゃあなー」
この空間にいられねぇ……
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*カナside*
医大の前で、光輝と一緒に未来が出てくるまでひたすら待っていた。
頭が良さそうな奴らが続々と出てくる中、
一人、スラッとした脚から伸びるヒールの音を鳴らしながらこちらに手を振ってくる奴。
「コウ、お前の彼女ズバ抜けて綺麗だぞ……」
「……」
「こりゃあ、気が気じゃないな……」
「……」
コウはギリッと歯を食いしばると未来に向かって大きな声を出した。
「未来!!!彼氏が迎えに来たぞ!!彼氏が!!!」
歩いている奴等が一斉にコウに注目するも、コウはやめようとしない。
そんなコウを見て未来は顔を引きつらせながらコウの腕を引いて逃げるようにその場を後にする
『ちょっと!!恥ずかしいでしょ!!?』
「……だって」
『だってなによ……?』
……ふっ
邪魔者は退散するか……
「俺、急用思い出したから行くわ。
じゃあなー」
この空間にいられねぇ……
