I'll be with you.
第10章 大学生活
『優ちゃん、
心とは次いつ会うことになってるの?』
未来ちゃんは部屋に貼ってあったカレンダーを眺めながら自分のスケジュール帳と照らし合わせていた。
『まだ決まってない……
昨日2週間ぶりに心君のマンションに泊まりに行ったからまた時間空いちゃうと思う…』
最近、心君の周りを付いてまわる週刊誌の記者がいることから、会うのはやめようということになっていた
「俺が教育学部に行ってきてやろうか?
ただの友達だし」
『そうね!カナにお願いしよ!』
……なにをお願いするの?
『あの〜、カナは心君に何の用が……?』
二人は、ニヤァと悪戯っぽくニタついた。
「まぁ、それはお楽しみ♡」
なんか、嫌な予感しかしない