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I'll be with you.

第18章 偽り




3時を過ぎた頃、光輝君と未来ちゃんが病院に駆け付けてきてくれた……



『優ちゃん!心!』


「カナの容態は!?」



その問に、私達は首を横に振った。



『……病名は?』


「……閉塞性肥大型心筋症による致死性不整脈…」


『…致死性不整脈……』


未来ちゃんは、口を手で覆って今にも溢れそうなほど目に涙を溜めた。


『……ッ!! …発見は早かったのよね!?』


「俺が見付けたんだ……

歩道のど真ん中でしゃがみ込んでたから相当苦しかったんだと思う……」


肩を震わせる未来ちゃんを光輝君が優しく包んでいた……



「……なんで心が街を歩いてたんだ…?」



私が寝ている間にどこかへ行ってしまった心君……


携帯の着信音で起こされた時にはもう、心君は病院にいた……





「……陽から連絡があって…


奏斗が胸を押さえて苦しそうだったから迎に行ってあげてって……


それで街に……」




『minaが……?』





……カナといたの?





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