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I'll be with you.

第19章 責任と想い

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『カナくん、これ食べて!』


「いや……いいよ…

もうじき飯の時間だし」


『……そっか』



もう少しで12時になって飯時になるっていうのに、亜美はコンビニでカツ丼を買ってきて俺に食べさせようとする。



さすがにカツ丼はないだろ……



料理ができないのは知っていたけど、これでも昨日倒れた病人だぞ俺は。



昨日の今日で、さすがにコッテリしたものは受け付けない……




『……カナ、病院のご飯足りる?』



優が俺の洗濯物を袋に詰めながら、そんなこと聞いてきた。



「正直足りないけど、

そんないっぱい食べたくもないから我慢するよ」


『……なるほど。

” 油っこい ” ものは食べたくないんだね?

食後のデザート程度にヨーグルトとか果物なら食べられる?』



……そう、それ!


やっぱり、優は気が利くというか面倒見がいいと言うか……


優は、亜美にさりげなく教えてあげたのかな?



「ヨーグルトと果物か……

両方食いたい!」



『じゃあ、洗濯物を家に置いた帰りに心君と買ってくるね』



優は、それじゃあ後でね。と言って病室を出ていった。


そんな優のことを、亜美は気に食わない様子で見ていた……



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