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I'll be with you.

第22章 役目



光輝君はやっと私の方を向くと、いつものふざけた光輝君ではなかった。


その表情は、大人びていて黒い前髪が風でサラサラと揺れて、どこか妖艶で……


木漏れ日から射す光が更に彼の雰囲気にマッチしていた。



「ネットで知り合った社会人と


亜美は年齢を偽ってそいつに会ってたんだ。


出会い系サイトで


男に会うってことは何をされるかもわかってるわけで……


亜美もそれを受け入れちゃったんだよ……」




光輝君は、自業自得だって苦しそうに笑った。



無理に笑顔を作る光輝君の横顔は昔とは違う、何かを悲しんでいるかのようだった。



楽しかった過去があるからこそ……



亜美ちゃんと過ごした時間が光輝君の中にしっかり残っているからこそ…



こうなってしまった今も




昔のように笑い会えることを




願っているのかな……






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