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「カナはだいぶ経ってから

ヘラヘラしながら俺らに話してくれたけど、

相当大変だったと思うんだ。

何回謝ったかわかんないってカナ自身も言ってたしね。

そのことがあってから、

ずっと、亜美はカナを想い続けてる」




『でも、それは…

きっと亜美ちゃんじゃなくても……』



光輝君はニコッと口角を上げると、目を細めながら微笑んだ。




「カナは亜美じゃなくても助けてた。


困ってる人を見捨てれないのがカナだからね」




優しすぎるカナは



今も昔も変わらずみんなを救ってきたんだ。



さすが……




私のお兄ちゃんだよ…





だからこそ





カナにはこれからも笑っていてほしい







『光輝君


カナも幸せになれるかな？』







「なれるよ。


その為に、俺らがいるんでしょ？」






カナは一人じゃないよ