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＊未来side＊



神社へと続く石段




段差の大きな石段は腰掛けるのには丁度いい高さだった。




『……お祭りとか中３以来』




あの頃は……




何もかもが上手くいっていて、




毎日に不満なんてこれっぽっちもなかった。





《……おい、服にソース付いてるぞ》


《うおっ！？やっべぇ！！》


《お前は落ち着きがないな！やっぱバカだ！》


《未来からもなんとか言ってくれよ……

俺が言っても聞かないんだ》







『……ふふ』







《そんなガッツクからでしょ！？

落ち着いて食べなさいよ！誰も取らないわよ》





《……確かに》





《光輝って食い意地だけははってるもんね！》





《未来もだけどなー》






……光輝