夜が明けても傍にいて。
第14章 課長のとなり
「私は…愛花さんと慎也がとなりに並んでいるだけで嫌なの。
慎也のとなりは私の居場所なのに、って
仕事ってわかってるのに…嫉妬してしまうの。
もう、耐えられないの…。」
「ちょっと待て、廊下に出る。」
慎也はそう言うと移動しているようだった。
「莉菜?聞いてるか?」
「うん…。」
「莉菜…俺だって会いたいに決まってるだろ?」
「…。」
「現実問題、俺が仕事ほったらかしてお前に会いに行って期限に間に合わず職を失ったとする。
そしたらお前、責任取れるか?
俺の毎月の給料払ってくれるか?
俺は男だ。
職を失えば女の一人も幸せにできない。
俺だって俺なりに考えてるんだ…。
言葉は足りないしバカな男だけど
もう少し気をつけるから…
だから...別れるなんて言うな。」
「------キスは…?」
「あ?」
「愛花さんとキス、したの?
見たって言ってる人がいるの…。」
慎也のとなりは私の居場所なのに、って
仕事ってわかってるのに…嫉妬してしまうの。
もう、耐えられないの…。」
「ちょっと待て、廊下に出る。」
慎也はそう言うと移動しているようだった。
「莉菜?聞いてるか?」
「うん…。」
「莉菜…俺だって会いたいに決まってるだろ?」
「…。」
「現実問題、俺が仕事ほったらかしてお前に会いに行って期限に間に合わず職を失ったとする。
そしたらお前、責任取れるか?
俺の毎月の給料払ってくれるか?
俺は男だ。
職を失えば女の一人も幸せにできない。
俺だって俺なりに考えてるんだ…。
言葉は足りないしバカな男だけど
もう少し気をつけるから…
だから...別れるなんて言うな。」
「------キスは…?」
「あ?」
「愛花さんとキス、したの?
見たって言ってる人がいるの…。」