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夜が明けても傍にいて。

第15章 初デート

私は言われた通りに顔だけ洗って後は慎也が隅々まで丁寧に洗ってくれた。


慎也は自分で全身を素早く洗い終えると私がいる狭い湯船に入って来た。


私を後ろから包み込むようにぎゅっ、としてくれる。

お湯はぬるめなのに、のぼせてしまいそう…。


私の首筋や肩にチュッ、と優しくキスを落としながら慎也の手はいやらしく私の胸を揉み始めた。


「...あ、…んっ…。」


さっき慎也の指で中を丁寧に洗われた時から既に私は濡れている…。


これじゃあ、いかにも待っていたみたいで恥ずかしいよ…。


慎也の手が私のソレにゆっくりと触れたと思ったら直ぐに指が中に侵入してきた。


「...ひゃっ!」





指の動きに悶絶していると












「莉菜…好きだよ。」




---え?


今好きって言った…?










「上がるぞ。」



え?



い、今ぁ?




私をまた抱き抱えて上がる慎也の顔は真っ赤だった。

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