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夜が明けても傍にいて。

第25章 溺愛の症状。

慎也はちっとも怯んだ様子など無かった。





「莉菜さんは…

本当にすごく可愛いですよね…。」


---慎也?


「僕は、今までナンパなんかしたこと無かったのに、


彼女を誰にも捕られたくない…瞬間的にそう思ったら足が勝手に彼女の元へ向かっていたんです。


これって運命だと思いませんか?」



「…。」


お父さん、無言は止めてよ…。



「莉菜さんは見た目だけでなく、性格もすごく可愛いくて…料理も上手で


何よりも一緒に居てホッとします。」




慎也…私がグッときちゃうよ…。



「いつも、莉菜さんには支えてもらってます。

これからもずっとずっと死ぬまで一緒に居たいと思ってます。」






私は堪えきれずに…涙を流してしまった。


だって…そんな風に言ってもらえるなんて




幸せ過ぎるでしょ…。

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