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夜が明けても傍にいて。

第28章 会えない日々

「莉菜…愛してる…。」


「うん…。」



「だけど今は…弥生から離れられない…。」


「弥生さんと…一緒に…居るの?」


「あぁ…。」




「弥生は…


アルコール依存性で…

退院してきたばかりなのに…また酒に手を出して…


弥生も色々あって今、傍に居てやれるのは俺しか居ないんだ…。」


「…。」




「弥生、さっきようやく眠ったとこなんだ。

少しの間…弥生のとこに居る…。

そして…明後日月曜にまた病院に連れて行く…。」




慎也は…疲れきっているようだった。




「...わかった…。」



「俺も少し…休むから…。

莉菜…ハナを頼むな?」



「うん…。」





「莉菜…?」


「何…?」



















「来年の6月には最高の式を挙げような…?」



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