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夜が明けても傍にいて。

第36章 番外編⑤

4人で夕飯を済ませ、私と美穂は洗い物をしながら女子トークをしている。


慎也と幸太は、私の作ったカプレーゼやらをつまみに男二人で飲んでいた。





「課長、莉菜ちゃん前より綺麗になりましたよね?」


「あ?」


「いやいや、俺には今は美穂が一番ですけど、
俺が好きだった頃よりも、また綺麗になった気が…


って…


課長、そんなギラギラした目で俺を見ないで下さいよ。」



「莉菜をいやらしい目で見るな。」


「別に、いやらしい目でなんか…ハハッ…。」


「ハハッって何だ?ハハッって。」


「いや、だって…課長、あんまり妬きもちも度が過ぎると嫌われますよ。」


「俺が莉菜に嫌われる?

馬鹿なことを言うな。

俺達は日に日に好きが増してるんだぞ。」



「じゃあ、莉菜ちゃんに聞いてみましょうか?」


「何をだ?」




「課長の妬きもちがウザくないかどうか…。」

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