夜が明けても傍にいて。
第37章 番外編⑥
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「北崎さん、おめでとうございます。
6週目ですね。」
え…?
「妊娠、してますよ。」
!!!
「あ、ありがとうございます!!」
やったー!!
“ちょ、ちょっと困ります!”
診察室のドアの前で看護師さんの慌てた声が聞こえたのと同時にドアが開いた。
!!!
し、慎也!
「莉菜!やったな!」
「ちょ、慎也!/////」
聞き耳を立てていたのかズカズカと診察室に入って来て先生と看護師さんの前で私を抱き締める慎也。
私から離れた後、先生の方に向かって行って
「先生、ありがとうございます。」
そう言って先生に握手を求めた…が、
先生は唖然としていて慎也が一方的に先生の手をガシッと握る形になった。
「ご主人ですか?」
先生は落ち着きを取り戻して慎也に問い掛けた。
「はい。
大切な妻と、俺達の赤ちゃんを
よろしくお願いします。」
慎也は涙を浮かべながら先生に頭を下げた。
幸せ過ぎて、恥ずかしさも忘れていたけど
私達は今日だけで病院側にバッチリ印象を残してしまったのだった。
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「北崎さん、おめでとうございます。
6週目ですね。」
え…?
「妊娠、してますよ。」
!!!
「あ、ありがとうございます!!」
やったー!!
“ちょ、ちょっと困ります!”
診察室のドアの前で看護師さんの慌てた声が聞こえたのと同時にドアが開いた。
!!!
し、慎也!
「莉菜!やったな!」
「ちょ、慎也!/////」
聞き耳を立てていたのかズカズカと診察室に入って来て先生と看護師さんの前で私を抱き締める慎也。
私から離れた後、先生の方に向かって行って
「先生、ありがとうございます。」
そう言って先生に握手を求めた…が、
先生は唖然としていて慎也が一方的に先生の手をガシッと握る形になった。
「ご主人ですか?」
先生は落ち着きを取り戻して慎也に問い掛けた。
「はい。
大切な妻と、俺達の赤ちゃんを
よろしくお願いします。」
慎也は涙を浮かべながら先生に頭を下げた。
幸せ過ぎて、恥ずかしさも忘れていたけど
私達は今日だけで病院側にバッチリ印象を残してしまったのだった。