夜が明けても傍にいて。
第39章 番外編⑧
俺達は今年、北崎家の隣に家を建てた。
実は俺…去年から本社に異動になった。
だから、尊敬する北崎課長とはほとんど一緒に居る。
変なおやじが隣に住んでいたらしいが北崎課長のイチイチ煩い忠告にうんざりして引っ越して行ったらしい。
ある意味、隣人トラブルだ。
俺は幸美を抱っこして美穂と我が家へ帰宅した。
幸美を真ん中にして川の字に寝る俺ら。
「なぁ、美穂…。」
「何?」
幸美を越えて美穂の布団に潜り込んだ。
「ちょっと、パパ止めてって。
幸美が起きるでしょ?」
「パパじゃない…。」
「は?」
「幸太って呼べよ。」
「…。」
「今から美穂を沢山愛すから、
その間、“パパ”禁止。」
実は俺…去年から本社に異動になった。
だから、尊敬する北崎課長とはほとんど一緒に居る。
変なおやじが隣に住んでいたらしいが北崎課長のイチイチ煩い忠告にうんざりして引っ越して行ったらしい。
ある意味、隣人トラブルだ。
俺は幸美を抱っこして美穂と我が家へ帰宅した。
幸美を真ん中にして川の字に寝る俺ら。
「なぁ、美穂…。」
「何?」
幸美を越えて美穂の布団に潜り込んだ。
「ちょっと、パパ止めてって。
幸美が起きるでしょ?」
「パパじゃない…。」
「は?」
「幸太って呼べよ。」
「…。」
「今から美穂を沢山愛すから、
その間、“パパ”禁止。」