夜が明けても傍にいて。
第10章 彼氏?彼女?
今週末は土日連休なのに、私は寂しい程予定が入って無かった。
しばらく新しい洋服も買っていなかったし家に居ても余計なことを考えちゃうから、私は一人買い物に行くことにした。
歩き疲れた私はカフェに立ち寄り
アイスカフェラテを飲みながら一息ついていると
「莉菜?」
聞き覚えのある声に顔を上げると
そこには...私がやっとの思いで別れた
春樹が立っていた。
「ここ…いい?」
断る理由も無いのでコクッと頷いた。
「外から莉菜が見えたから…入って来たんだ。」
---こんな時、何て言うべきなんだろう?
「元気だったか?」
優しい笑みを向けられれば春樹を好きだった頃が蘇る。
「元気だよ…。」
そう答えれば
「良かった…。」
より眩しい笑顔を見せた。
「莉菜には一度ちゃんと謝りたくて…。」
「もう、いいよ…。
私の中では終わってることだし。」
「……。」
「今度付き合う子は、泣かせちゃダメだよ?」
しばらく新しい洋服も買っていなかったし家に居ても余計なことを考えちゃうから、私は一人買い物に行くことにした。
歩き疲れた私はカフェに立ち寄り
アイスカフェラテを飲みながら一息ついていると
「莉菜?」
聞き覚えのある声に顔を上げると
そこには...私がやっとの思いで別れた
春樹が立っていた。
「ここ…いい?」
断る理由も無いのでコクッと頷いた。
「外から莉菜が見えたから…入って来たんだ。」
---こんな時、何て言うべきなんだろう?
「元気だったか?」
優しい笑みを向けられれば春樹を好きだった頃が蘇る。
「元気だよ…。」
そう答えれば
「良かった…。」
より眩しい笑顔を見せた。
「莉菜には一度ちゃんと謝りたくて…。」
「もう、いいよ…。
私の中では終わってることだし。」
「……。」
「今度付き合う子は、泣かせちゃダメだよ?」