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無愛想に振る舞いながら
ツートンカラーを家に入れた。
廊下に脱ぎ捨てられている
洋服を拾いながら
リビングへ向かう蘭子


ツートンカラーのお兄さんは
ギターをリビングのソファーに
置いて、周りを見渡す



「あんま見ないでよ。あ。コーヒー？
麦茶？どっち？」

蘭子は、すっぴんを恥ずかしげもなく
さらしながら、ツートンカラーの髪をみた
顔じゃ無くて
髪をみた。


「コーヒー甘くして。ねー。すげー広いね
一人？ぢゃ、もったいなくないの？」

蘭子は、サラッと話した。


「昔、婚約した時期があって、そん時に
購入したマンションだから、、、まぁ
婚約破棄されてからは、1人でローン払って
毎日老体にムチうってるわよ」


ツートンカラーの彼は


「ふーん。そうなんだ。だから
泣いてたんだね。」


サラッと話した。