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蘭子の泣き声が部屋にこだまする
ルイは、ずっと蘭子の頭を撫でながら
朝陽が射すカーテンに目をやる


蘭子が寝息をたてはじめた

ルイは、遮光カーテンをひき
朝陽を遮る

紙くずを集め
蘭子の髪についている写真を
握り潰す。


「蘭子。あたしが居るからね、、、」


そう言い残し


紙くずを片付け

ペァリングをベランダから
堀投げた。


ルイは、ピシャリとベランダをしめて

鞄を持ち

仕事へ向かった。