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Love chance

第3章 綾人。

出番が始まり
曲を弾きながらギターが唸る
鳴き声の様な低い音。

客は、手を伸ばしヘッドバンする
みんな、みんな
ノリにのっていたんだ。

ライトは紫、赤、黄色にキラキラ
光、目眩がしそうな熱い熱気。


俺は、ギターから目を離して
前を向いた。


テーブルにすわる
つまらなさそうに肘をついて
ポタポタと涙を流す
イタリアンレストランに居た
女性を見かけた。


また、ギターへ目をやり
なんでか、、、焦りだした。

黒服が、声を掛ける

女性は、何かを言って
テーブルに額を乗せて
まるで雰囲気にあっていなかった。


心臓は
高鳴り

俺は、女性から目が離せずにいた。


女性は、黒服が持ってきた
酒を一気に飲み
ステージの俺を見た。


俺は、目を逸らさず
指差した。

二曲が、わけわからないまま終わり


3曲目が、始まる時に
女性が居なくなっていた。

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