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Love chance

第16章 愛してるの裏切り

綾人を乗せたタクシーは
湘南の駐車場に停まる
タクシーを待たせ
走り出す

スポットライトの様な外灯に
ツートンカラーが光る


蒸し暑い風を運ぶ海
静かで荒い波の音

駐車場から道路に渡り
赤信号の点滅まえに1台の赤い車が
停まっていた



近くに走り寄り


運転席で震える蘭子を見つけた



窓をおもいっきり叩く


蘭子の泣きはらした顔

綾人を見上げる瞳
ドアが開くと同時に




俺は、、、、蘭子さんを
おもいっきり抱きしめたよ。
折れるぐらい



「大丈夫。俺が居るから。泣かないで。」



蘭子の子供の様に
首を縦に振る仕草
背中にまわされた指先の強さ。




傷つき過ぎた
蘭子さん。。。だったんだ。。


空と海は切なく
重く俺達を闇へ包む。。

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