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Love chance

第17章 あいつ。何なの?

打ち合わせが済み
ビルから出て
蘭子が振り返り

「お疲れ様でした。また、明日ね!」

手を上げて
頭を下げる

「蘭子さん。あの。飯食いにいきません?」

後輩君が言う。


「え?今からだよね?」


腕を掴み


抱きしめる


人通りがまぢわう

ビルの入り口で


「ちょっと!離して。」

蘭子は、年下君の胸を突っぱねる


「逃げないで向き合って下さい。
俺、蘭子さんが好きです」

年下君の顎が耳元に触れ

ダイレクトに伝わる声と心音。


「あ。あの。あたし。。そんな
風に考えてなくて」

背中を掴む指が痛い。。


沈黙が続き



年下君が身体を離す


「わかりました。嫌われたくないので
今日は、退散します」

年下君が唇を噛み
下を向いて
おじきして立ち去る。


熱い風が
蘭子の身体を通り抜け


座り込んだ。

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