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「……処女膜なかったから…てっきりもうヤってんのかと思った……」


「………うぅ」



「………ごめんって。…でも…ちょっと嬉しいかも／／」



翠にぃは頬を指でポリポリと掻きながら言った



「……え？」




「…だって……俺が…瑠璃の初めて…だろ？」



翠にぃは ニヤッと笑った




「……あっ／／／」



私は 顔が熱くなるのを感じて 両手で顔を覆った




そんな私の手を取って翠にぃは



「……瑠璃…俺を選んで……？」



真剣な眼差しでそう言った




「……私は……」




私は どうしていいのかわからなくて ただ俯くことしかできなかった……