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『好き』の重さ

第11章 結婚

「どうしたの?
嫌な夢を見た?」


「ううん…そうじゃなくて雅人からプロポーズされた時の夢を見たの…」


「ひとみに惹かれてどうしようもなかった…
君と逢うと抱きたくなる自分が許せなかったよ…」


「雅人も色々あった事なんて知らなかったし…
てっきり嫌われてると思ってた…」


「ひとみは課長か彼と結婚するものだと思ってたよ」

あの日に遡って…
切なかった時を思い出していた







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