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『好き』の重さ

第15章 好きの重さ

東京から帰って、早速香織との話し合いが続いた

それまでと違い、僕の気持ちも少しは吹っ切れた為、香織も素直に心中を吐露し、佐伯さんと暮らしたいとの願いを語った。


僕は素直に彼女の幸せを望んだ――


彼女も、僕に好きな女性がいて良かったと言って笑顔を見せた


恋愛結婚だった筈なのに
愛情の深さが、同じではなかったのだろうか!?


結婚したからには、二人で努力していくべきではなかったのか…


しかし…

現実は…離婚。


香織は各々の再スタートだと言った。



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