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『好き』の重さ

第7章 心変わり!?

最後にデパ地下に立ち寄った。


もうすぐ7月に入ろうとしている時期のデパ地下のフルーツコーナーには、可愛いサクランボが沢山並んでいた。
思わず手に取る。


「良かったらご試食どうぞ!」


一粒渡されたサクランボをパクりと頬張る…


「「おいし〜〜!!」」

私たちは顔を見合わせた。
購入決定!


「サクランボって恋の味がするよね!」
ユカが言った。


「うん!
食べていて思った!」


こんなにちっちゃいのに、甘くて少し酸っぱくて…
切ないような幸せなような…


恋の味。



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